Apparel Brand
This is a website design for a company in the garment industry, expertly crafted by ALIVE Vietnam.
2011年に視察した時にベトナムが好きになったのが、進出した最大の理由です(笑)街の雰囲気や気候、料理、ベトナム人の人柄などが自分にとてもマッチしたので、「この国に進出しよう」と決意しました。特にホイアンとホーチミンの雰囲気に魅了されました。
高度成長期、バブルを経験したことがない私にとって、低成長の日本の姿が日常そのものでした。しかし、ベトナムに初めて行った時、活気のある街、たくさんのバイク、建設ラッシュのビルなどなど国や街から熱気が伝わってきました。日本の状況を当たり前に思わず、成長している環境に身を置きたいと思いました。
2011年の時点ではベトナムに進出している企業も少なかったですし、日本でのベトナムの認知度も低く、「なんでベトナムに行くの?」とか「ベトナム戦争の国だよね?」という感想をたくさんの人からもらいました。たくさんの企業が興味がないほうが、先駆者利益を得やすいので、日本の企業があまり興味がないということが僕の進出には利点でした。ただ、それから日本の労働人口不足からベトナムに急に日本全体が興味を持つようになり、ベトナムでの人材獲得競争も自分の想定よりも早く激しくなっています。
ベトナムの面積は約33万平方キロメートルに対し、日本は約38万平方キロメートルで、国土の大きさは似ていますし、国土も両方とも縦に細長いです。「国土の大きさが似ているからって、だから何?」という感じだと思いますが(笑)、ベトナム進出の前は、中国の進出を考えていて、中国に行ったり来たりしていました。
中国は建物も大きいし、道路も大きいし、全てが大きくて、当時零細企業のアライブがここで上手く進出することがイメージできませんでした。中国は、自分の動物としての勘としてのテリトリー感覚が上手く掴めない感じでしたが、ベトナムは、自分の動物としての勘が効きやすいサイズ感だなと感じ、ここなら進出できそうに思いました。
ベトナムは今から発展していく国でありつつ人口が約9000万人で、人材としても、マーケットとしても魅力でした。隣のラオスは約600万人でちょっと少ない、カンボジアはまだ発展途上過ぎるのと1500万人の人口、マレーシアは発展しているが約3000万人、タイは約7000万人いるけれど、もう高度に発展していて進出しにくい、ミャンマーは6000万人いるけど零細が進出するにはまだ早いという感じでした。インドネシアは2億2000万人で発展具合も丁度よくて悩むところでしたが、僕はベトナムを選びました。
ベトナムは国がIT人材に力を入れているということあって、IT人材が多くいます。カンボジアはまだIT人材は不足していましたので、Web開発としてはベトナムは進出しやすい国でした。
アジア圏において、その国がどの国と手を組みたいかというのも重要になります。インドは欧米に目が行っていて、日本企業にアドバンテージはありません。フィリピンも英語が一番の輸出品であり、欧米が進出しやすい国です。カンボジアは中国資本ががっつり入っています。ベトナムが、欧米が入りにくく、中国とあまり付き合いたくないレアな国として、日本にもアドバンテージがある国でした。ただし、現在ではどの国もベトナム人材に注目しており、日本企業だから優位という状況は薄れていっています。
日本がODAを盛んにやっていたこともあり、日本に対するイメージが良い国なので、日本人がビジネスをしやすい国です。ベトナム戦争中、ホンダカブが壊れにくかったので、バイクのことをホンダというくらいらしいです(しかし、私は実際に聞いたことはないです)。他にも日本の商品や文化が入っていて、タクシーに乗っていてもタクシーの運転手さんが日本をよく褒めてくれます。
ただし、日本へのイメージが良いのは40代くらいまでらしく、20代などはK-popのほうが好きですし、日本への研修生での待遇が悪いことも広まっており、いつまでも「ベトナム人は日本が好き」というわけではなさそうなので、これからも日本が良いイメージであってもらえるように努力はしていかないといけないと思います。
2011年のビジネス視察してベトナムが気に入った後は、自分一人でベトナムに行くようになりましたが、何も分からない中で、少しずつ知り合いが増えていき、既に現地で頑張っている方たちからも助けをいただきました。同年代で活躍しているPizza 4P’sの益子さんやエボラブルアジアの薛さんなどに協力や刺激をもらいながら、なんとか自分もビジネスをすることができました。
もちろんベトナムでも犯罪はありますが、それでも東南アジアの中では治安が良い方だと思います。夜一人で歩ける国ですし、重大な事件に巻き込まれることは、ほとんどないと思います。タクシーもビナサンとマイリンというタクシー会社が比較的しっかりしていて、安心してタクシーに乗れるのは、とても助かります。ただ、ベトナムもiPhoneのスリやカバンのひったくりは多いのですし、子供の誘拐もたまにあますし、コロナ後はぼったくりタクシーも多くなっているので、安心できるとはいえ、注意は必要です。
進出する場合、そこでビジネスをするわけなので、現地の料理が自分に合っているかはとても重要です。ベトナム料理は、フォー、ブン、バインセオ、バインミー、エビ料理などなど、どれも自分に合っている物ばかりでした。
当時カンボジアのプノンペンに行くには乗り継ぎが必要でした。乗り継ぎがあると結構時間を食われます。ベトナムはホーチミンもハノイも直行便があり、素早く現地に行けるのも魅力でした。(ホーチミン〜名古屋は当時週に3便でした。)
またホーチミンから日本への直行便は深夜になるので、月曜日にベトナムで仕事をして、深夜に移動して火曜日には日本で仕事することも可能で、時間の効率化となって私はとても好きです。(体は疲れますが。)ホーチミンの場合、空港も都心から近いので、会社でギリギリまで仕事をしていても大丈夫です。(そのせいで乗り遅れたことはありますが)
ご存知の通りベトナムは物価が安いので、欧米に出張するよりも経費が断然に安いです。名古屋から東京に1週間出張してもホテル代や飲食費で結構な額になりますが、ベトナムで1週間出張しても15000円くらいのホテル代になるので、零細だったアライブにとっては経費が抑えれてとても助かりました。(当時)
東京を攻めるより、ベトナムを攻めたほうが名古屋かつ零細のアライブにとっては合理的でした。(当時1ドル70〜80円前半台で、1万円が260万ドンに両替できました。今は180万ドンくらいです。ホテルも2000円くらいのホテルに泊まりました)
ざっと当時ベトナムに進出した時の理由を並べました。今では状況が変わってしまっているところもありますが、これだけ進出する理由があったのだなと思います。
しかし、2011年、20名くらいの経営者とベトナム視察旅行に行きましたが、その中でベトナムに進出したのは、私一人です。やる理由が揃っていても、やらない理由もたくさんあります。理由があるから進出するというよりは、「自分が進出したいから進出する」くらいの強い意志のほうが大事かなと今となっては思います。
5 - 0 votes
4 - 0 votes
3 - 0 votes
2 - 0 votes
1 - 0 votes
We are ALIVE based in Vietnam
This is a website design for a company in the garment industry, expertly crafted by ALIVE Vietnam.
アライブベトナムが、Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました。
アライブは、最近Webアプリの制作も強化しています。WebアプリとはWebブラウザー上で動くアプリケーション(ソフト)のことを指します。 スマホのネイティブアプリは、AppleやGoogleにアプリの承認が必要など手間がたくさんありますが、WebアプリはWebブラウザさえあれば動きますので、手間が少ないのが大きな特徴です。また、スマホではネイティブアプリのように利用することも可能であるので、近年需要が上がってきています。 今回は、アライブが手かげた2つのWebアプリをご紹介したいと思います。
アライブは、ただホームページを制作しているのではなく、お客様のビジネスに貢献できるホームページにすることをモットーとして、いくらおしゃれでかっこいいホームページだとしても、お客様のビジネスに貢献できなければ意味がないと考えています。 しかし、それを実践しようとすると、通常のホームページ制作よりもやることが多くなり、見積もりが高くなったり、時間がかかったりします。正直、小規模なデザイン会社やフリーランサーと比べると見積もりは高めとなっていますが、その分、結果を出すために考えて抜いているのも事実です。 ただ、そういった部分はお客様からは見えにくいので、実際にアライブがホームページを制作する際に、注意しておこなっている10のポイントをお伝えしようと思います。
まずは私たちに
悩みや課題をお聞かせください。👋