Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました
アライブベトナムが、Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました。
みなさんこんにちは。アライブベトナムの樋田です。
経済成長が著しいベトナム市場を開拓・調査中のみなさまにとって、ベトナム国内で人気のメッセージングアプリが何か気になる方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな方々の疑問を解決すべく、ベトナムで現在圧倒的シェア率No1メッセージングアプリ「Zalo(ザロ)」について、その人気の理由と便利な機能詳細について実際のベトナム人のZalo使用例も交えてご紹介致します。
ベトナムメッセージングアプリ市場を率いるZaloについて詳しく知りたい方は是非最後までご覧ください。
「Zalo(ザロ)」は2012年にベトナムIT企業「VNG Corporation」社によって開発&市場参入されたベトナム国産の、ダウンロード回数1億超えを記録する日本のLINEの様な立ち位置のメッセージングアプリです。
2022年12月現在*1、ベトナム国内ではコミュニケーションアプリ部門においてダウンロード数がMessengerやTelegramを差し抜いて断トツ1位、ソーシャルメディアアプリ全体*2でもFacebookに次いでYoutubeよりも使用率が高く、今やタイやフィリピンなどの東南アジアにも普及しつつあり、国内のみならずグローバル市場が注目しています。
では、そんなZaloの何がすごいのか一つ一つ見ていきましょう。
ベトナムではスマホユーザーの80%がZaloアプリをインストール済み(Messengerは70%)というデータ*3があります。なぜ、Zaloはここまでユーザーに支持され続けるのでしょうか。
1年半以上ベトナムで生活し、実際にZaloを使いこなしてきた筆者の見解としては、以下の点が大きな理由かと考えます。
メインは日本のLINEと同じように、メッセージングアプリとして使われていますが、その機能枠はまさにLINEとFacebookとPayPayが合体したような仕組みになっており、もはや使いやすさに多能なツールが融合することでUXが格段に向上し、ユーザーにとって単なる連絡機能ではなく、生活インフラアプリとなっています。
では、具体的に現地ベトナムでの生活をイメージしてZaloで何ができるか紹介していきます。
まず基本的な部分で気になるのが対応言語ですが、今の所英語とベトナム語の2言語で大部分の機能が使用可能です(一部ベトナム語のみの対応)。
日本語を含め他言語での使用は出来ないものの、日本の電話番号で登録ができるので日本でアプリをダウンロードしZaloユーザーのベトナム人とコミュニケーションを取ることは可能です。
ベトナムへの渡航が決まっている方や、ベトナム人とのコネクションを作りたい方にも現地へ赴かずにアプリを使えます。
ベーシック機能はLINEと同じく、電話、メッセージ、ビデオ通話が可能です。
お馴染みの音声メッセージもZaloでは最大5分のボイスメッセージを高速で送信可能なため、文字を打つのが不便な時や口頭での説明に便利です。
上記の基本機能はLINEでも使えますが、ここからがZalo特有のユニークな便利機能です。実際にベトナム人がどのように使用しているかも交えてみますので想像してみてください。
以下、メッセージ送受信時に使える便利で面白いツールです。
Googleカレンダーのリマインダーのように、特定の相手やメンバーととメッセージ内で取り決めたことに対して予定を登録し、リマインダーを設定出来ます。驚いたのが、カレンダー設定にはグレゴリオ暦とベトナムで主流の月の満ち欠けを元にした暦の太陰暦が選択できるところで、この機能はビジネスコンタクトとの連絡にも便利。
その名の通り、よく使うメッセージや返答文を個人でカスタマイズし登録し、簡単にクリック一つで送信できる機能。普通の短文のみの登録かと思いきや、なんと1500字まで登録でき、写真もカスタマイズで登録が可能です。音声メッセージと同様、高齢者の使用率も多いZaloではこの様な文をその都度打たなくても簡単にコミュニケーションが取れるように工夫されており、英語やベトナム語が苦手なユーザーにとっても事前に文を作成できるありがたい機能です。
GoogleのDoodleでお馴染みかもしれませんが、こちらは定型文やボイスメッセージとは異なり、画面を指でなぞって手書きで絵や文字など自分流に描いてメッセージとして送信が可能な機能。テキストや音声を超えてのコミュニケーションが実現します。
ZaloにももちろんFacebookやInstagramのように個人で写真・動画・文章を簡単に投稿しコンタクトと近況を共有できるタイムラインという機能があります。
タイムラインはLINEでもお馴染みですが(現在はVoom)、Zaloのタイムラインでは投稿をStoryとして載せたり文章のフォントも自分の好みに変えれたりと機能の幅が広いのが特徴で、簡易ブログとして楽しく投稿するベトナム人はたくさんいます。
また、ベトナムではこのZaloタイムライン機能を使い、CtoC/ BtoCのビジネスとして商品ラインナップをタイムラインに載せて直接個人に販売するスタイルが流行っています。
実際に筆者もベトナム生活の中で、食品(納豆、牛乳、日本食材)を個人商店に、服をお気に入りのブティックショップから新着商品をタイムラインで確認してZaloを通してオーダーしたりすることが日常的にあります。
他にも、モバイル決済としてのZaloペイや、水道代・電気代などの公共料金を簡単に支払えるPay Billsの機能が備わっています。
Zaloと連携している位置情報は、Nearbyという機能でユーザーの周りの他のZaloユーザーや近くのお店を検索できるようになっており、探した他のユーザーやお店を直接コンタクトにリクエストし、すぐに直接メッセージをやり取り可能になっています。ベトナム人はなんと言っても手軽さ、スピード、ダイレクトコンタクトを好むためこのような機能が登場するのかと思います。
タイムラインで新しい情報をゲットし、メッセージでチャットをしながら購入を決め、そのままデリバリーもできるし支払いも完了、アフターサービスもすぐにチャットで連絡できるなど、お店に足を運ばずとも、売り手と買い手の距離が縮まりコミュニケーションがスムーズになることで、支払いやデリバリーのトラブルなどもカスタマーセンターを挟まず簡単な点が、ユーザーエクスペリエンスとして最高だと感じています。
これらから、ベトナムでの使用例がイメージ出来ましたでしょうか。
さて、ここまでは日常の私生活でどのようにZaloが使われていていかにユーザーにとって便利かを紹介してきましたが、ビジネス面ではどうなのでしょうか。
日本ではLINEはプライベートユースがまだまだ主流で、ビジネスで使うにはChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールが好まれますが、ベトナムではZaloをビジネスに使用する場合も少なくありません。
ベトナム人は、ビジネスの規模にもよりますが、営業担当者間やBtoC用にコンタクトを躊躇せずに交換し、Zaloメッセージでビジネスコミュニケーションをとるという場面が多々あります。
クライエントへのフォローなど、メールでは遅い細かな連絡などは逆にZaloが簡単で、通話でのフォローアップも可能になりメールよりも手軽な点が良いのでしょう。
Zaloのデスクトップ版では、さらにGoogleドライブとの連携が可能で書類の共有が簡単にできます。またタスク作成の機能もあり、工夫されたビジネス仕様の機能がSlackやChatworkのような感じで使えて有能です。
今回は、ベトナムで人気No1のメッセージングアプリZaloについて、なぜそこまでユーザーに愛されるのか、便利な機能性と日常生活&ビジネスでの使用例を深堀し一挙紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
ベトナム人の風習や生活に迫ることでZaloの機能の成り立ちや人気の理由がイメージ出来たのではないでしょうか。
実際にベトナムで生活し働く筆者にとっても、Zaloはベトナム人とのコミュニケーションには欠かせない手段であり、使い慣れた今となっては現地での生活を便利にしてくれる機能万満載なZaloなしでのベトナム生活は考えられません。
今後も、ベトナム市場の開拓・調査を進められるみなさまに有益な情報を現地からお届けさせていただきますので、引き続きご期待ください。
アライブベトナムでは最新のベトナム市場情報を常に収集し、そのノウハウをマーケティング&ブランディングコンサルティングとしてお届けします。ベトナムに来て間もない日系企業様、または今後ベトナム進出をご検討の場合はぜひお気軽に弊社へご相談ください。
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アライブは、最近Webアプリの制作も強化しています。WebアプリとはWebブラウザー上で動くアプリケーション(ソフト)のことを指します。 スマホのネイティブアプリは、AppleやGoogleにアプリの承認が必要など手間がたくさんありますが、WebアプリはWebブラウザさえあれば動きますので、手間が少ないのが大きな特徴です。また、スマホではネイティブアプリのように利用することも可能であるので、近年需要が上がってきています。 今回は、アライブが手かげた2つのWebアプリをご紹介したいと思います。
アライブは、ただホームページを制作しているのではなく、お客様のビジネスに貢献できるホームページにすることをモットーとして、いくらおしゃれでかっこいいホームページだとしても、お客様のビジネスに貢献できなければ意味がないと考えています。 しかし、それを実践しようとすると、通常のホームページ制作よりもやることが多くなり、見積もりが高くなったり、時間がかかったりします。正直、小規模なデザイン会社やフリーランサーと比べると見積もりは高めとなっていますが、その分、結果を出すために考えて抜いているのも事実です。 ただ、そういった部分はお客様からは見えにくいので、実際にアライブがホームページを制作する際に、注意しておこなっている10のポイントをお伝えしようと思います。
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