Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました
アライブベトナムが、Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました。
ベトナムの日系企業で働く皆さま、こんにちは。アライブベトナムの車です。
自社の商品やサービスを売り出す際、ほとんどの場合WebサイトやSNS、チラシ、会社案内など、様々な販促媒体を活用していると思います。
その際、長短はあるにせよ必ずそれら長所を紹介する「文章」を書きますよね?
またベトナムにおいては、自社のブログやメディアの記事執筆を担当されている方も少なくありません。そして、新型コロナの影響で、対面営業が制限された今となっては、デジタル媒体を活用した情報発信の重要性はどんどん高まっており、ユーザーを惹きつけるための「文章」ライティングのスキルもまた、同様に重要になってきています。
ただ一方で日々の営業の中で日系企業にお勤めの方々と商談を重ねるうちに、文章を書かなければならない機会はあるのに、実は結構文章を書くことが苦手にされている方が多いなと気がつきました。
そこで今回は、Webライティングや自社のブログを数多く書いている私の視点から、商品・サービスの魅力をユーザーに伝える文章のライティングテクニックをお伝えできればと思います。
「ああ、私も文章を書くのが苦手だな」と思われた方はぜひ最後までお読みくださいませ。パンフレットやブログ、Webサイトの製品紹介など様々なシーンでお役立ていただけるかと思います。
Webサイトでも紙媒体でも、読みやすい文章はある程度決まった要素で構造化されています。
下記の5つの要素と流れを押さえておけば、文章を書くのがとても楽になります。
「1.背景」→「2.結論」→「3.理由」→「4.具体例」→「5.アクション誘導」
これを、例えば何かしら製品の紹介文に落とし込むと以下のようなイメージになります。
1. 最近○○だから、△△△に困りますよね。 ↓ 2. でもご安心ください。XXXを使えば(すれば)、そのお悩みが瞬時に解決します。 ↓ 3. なぜならば〜だからです。 ↓ 4. 例えば〜。 ↓ 5. だから今すぐこの商品を使ってみてください。
必ずしも全ての要素を充実させられないケースもあるかもしれませんが、この5つの構造を区分してから、上記の流れに沿って文章を書き始めるととてもライティングが楽になります。
特に意識すべきポイントは「結論」を冒頭に書くことです。プレゼン資料などとも似ていますが、まず結論ありきで、その理由や具体例を書くことで、書き手が発信したいメッセージが真っ先に伝わりユーザーの理解度を格段にアップさせることができます。
上記の構造の3つ目にあたる「理由」の部分は、ユーザーにとって大変重要です。
なぜなら、どれだけ、その製品やサービスが持つ機能を説明されたとしてもそれが、自分(自社)にとってメリットになるか分からなければ、お金を払ってでもそれを手に入れたいか判断できないからです。
例えばわかりやすく化粧品の例で例えると、
「ビタミンC誘導体をたっぷり配合したミラクル化粧水」
などと謳われても、化粧品に詳しくない人は、自分にとってなんのメリットを得られるかわかりません。
なので、ビタミンC誘導体が持つ機能からユーザーにとってのメリットに落とし込んでいくと、以下のように考えることができます。
ビタミンC誘導体の機能とは? ↓ 抗炎症作用がある。メラニンの生成を抑える。皮膚の奥の方まで浸透しやすい。 (事実としての機能) ↓ ニキビを抑える。美白シミに効く。ちゃんと肌の奥の細胞まで届くから効果を得やすい。(機能がもたらすユーザーへのベネフィット)
といった感じで、商品が持つ固有の機能や特長は、必ずユーザーに与える価値にたどり着きます。
化粧品などは市場に広く出回っているため、ビタミンC誘導体がニキビや美白に効果的なことを知っている人は多いと思いますが、ニッチな市場をターゲットにしたマニアックな商品だとそうはいきません。実際に、ベトナムでプロモーションをされている、日系企業の訴求を見てみても、機能や特徴などの事実ベースの説明は長々としている一方で、それがユーザーにどのようなベネフィットを与えるのかが、まったくわからないような文章も見かけます。
ユーザーは、自分が得られる価値がこれから支払うべきお金に対してマッチしているかで購買意思決定をするのです。だから事実としての特徴からユーザーに与えるメリットをしっかり導き出しユーザーに伝えることが重要なのです。
効果や実績はできるだけ具体的な定量数値で書きましょう。根拠のある定量数値はユーザーに確実に安心感を与えます。
例えば、「たくさんのお客様にご愛顧いただいています」「費用対効果がが劇的に変化!」と言われても、どれくらい自分にとってメリットになるのかの指標がわからないので、その言葉に惹かれて購買意思決定するユーザーは少ないでしょう。おそらく読み手の頭には「じゃあどれくらい?」という言葉が真っ先に浮かぶと思います。
逆に「創業から3年間で納入実績6000社を達成」「サービスの導入前後1年間で、費用対効果が30%改善」などのように具体的な数字によって効果が語られていれば、実際にどの程度のメリットを享受できるのかを読み手はイメージしやすく、そのメッセージが購買意思決定のカギになり得ます。
ただ、これはただ数字を並べればよいわけではなく数字の信憑性や意外性があってこそ、ユーザーを惹きつけます。
昔からよく通販サイトのコピーで使われている「1秒に○個売れている」などのコピーもその観点から、いろいろな企業で真似されるようになった用法だと思います。
基本的にユーザーは最初から書き手の文章に興味を持って読み始めるケースはほとんどありません。
また、スマートフォンの普及により、文章を流し読む人の割合が増えてきています。ですので、回りくどい文章や、長々しい文章は、書き手の言いたいことが端的に伝わらないため読み手には好まれません。途中で読むのをやめて離脱してしまいます。
文章が苦手な人は、いろいろ難しく考えすぎて、1つの段落に同じようなことを、ちょっとだけ言い回しを変えて繰り返しがちです。特に強調したいメッセージは、敢えて繰り返し使用するという手法はありますが、できるだけシンプルに、同じメッセージが無駄に重複しないように意識しましょう。箇条書きや図などを活用するのも、文章を簡潔にするために効果的です。
今はさまざまな情報がインターネット上に溢れていますので、インターネットの情報ソースを参考にすることも多いと思います。
それらを盗用やコピペするのはもちろんNGですが、インプットした情報は自分の言葉で咀嚼してから、自分の言葉で表現することが大切です。文章構造も、表現も自分で考えて書くことに良り、書き手の「らしさ」も表すことができ、ユーザーを惹きつける効果も高くなります。
いろいろなWebサイトから情報ソースを引っ張ってきて、そのまま自分で咀嚼することなく各パーツをただ組み換えたような文章は、表現のばらつきや文章構成に一貫性がなくなり、読みにくい文章になりがちなので注意しましょう。
今回は、だれでも簡単にライティングが上達する5つのコツをお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
ALIVE VIETNAMでは、お客様からお受けするWebサイトや紙媒体の製作をお受けするときも、このロジックをベースにして、コンテンツライティングを行なっています。
自社でライティングスキルをあげることも大切ですが、もしリソースが足りないなどの理由で外部委託をご検討されている方はお気軽に弊社までご相談いただけると幸いです。
アライブは、ベトナムと日本を拠点に、デザインとテクノロジーの力でビジネスの課題解決を行うデジタルクリエイティブカンパニーです。
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アライブベトナムが、Takara Belmont Vietnamのヘアケアブランド「KOCHIE」のブランディングムービーを制作しました。
アライブは、最近Webアプリの制作も強化しています。WebアプリとはWebブラウザー上で動くアプリケーション(ソフト)のことを指します。 スマホのネイティブアプリは、AppleやGoogleにアプリの承認が必要など手間がたくさんありますが、WebアプリはWebブラウザさえあれば動きますので、手間が少ないのが大きな特徴です。また、スマホではネイティブアプリのように利用することも可能であるので、近年需要が上がってきています。 今回は、アライブが手かげた2つのWebアプリをご紹介したいと思います。
アライブは、ただホームページを制作しているのではなく、お客様のビジネスに貢献できるホームページにすることをモットーとして、いくらおしゃれでかっこいいホームページだとしても、お客様のビジネスに貢献できなければ意味がないと考えています。 しかし、それを実践しようとすると、通常のホームページ制作よりもやることが多くなり、見積もりが高くなったり、時間がかかったりします。正直、小規模なデザイン会社やフリーランサーと比べると見積もりは高めとなっていますが、その分、結果を出すために考えて抜いているのも事実です。 ただ、そういった部分はお客様からは見えにくいので、実際にアライブがホームページを制作する際に、注意しておこなっている10のポイントをお伝えしようと思います。
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