私たちは普段さまざまな業種のお客様から、多種多様な相談を受けます。
それは新しく事業を始めるにあたってWebサイトや会社案内、チラシなど、販促ツールのデザインをまるっとご相談いただくお客様、昔Webサイトを作ったけど、何年も放置されているため刷新したいというご要望など、シチュエーションはさまざまです。

私たちは最初にお客様から最初にご相談いただく際、Webサイトを作って欲しい、会社案内を作って欲しいなど
漠然と必要は販促物だけを列挙したようなご依頼を受けることが時々あります。

ただ私たちはただかっこいいデザインを作るのではなく、それらの販促物がしっかりと成果に結びつく
ことを重要視しています。

だから私たちがお客様から最初にご相談を受ける際、とても大切にしていることがあります。
それは以下の3つです。

1：お客様のお客様（エンドユーザー）のことを考える

1つ目は「お客様が提供する製品やサービスが、お客様のその先のお客様にどのように
認知され、理解を深めてもらい、その商品やサービスを利用したいと思ってもらえるかを理解する」という事です。
私たちはお客様のお客様、つまりエンドユーザーがどのような人物であるのか、始めに深掘りしてヒアリングします。
年齢層、性別、国、所得層、彼らを取り巻く市場環境など具体的に挙げればキリはありませんが、
ターゲットの性質や環境によりデザインの方向性はもちろんのこと、
エンドユーザーに伝えるメッセージの内容やコンテンツ、表現方法も大きく異なってきます。

 

2：エンドユーザーが持つニーズと、お客様は彼らに対してどのようなメリットを与えているのか

2つ目はエンドユーザーが持つニーズと課題、またお客様のビジネスが
彼らにどのようにメリットを与えるのかをヒアリングすることを大切にしています。

なぜなら、それがお客様のビジネスの強みでありエンドユーザーから支持されるか、
あるいは支持されないかの大きなカギとなるからです。

一方で、時にはそのビジネスがエンドユーザーにメリットを与えていると思っていても、
競合他社がもっと多くのメリットを与えていた場合や同じレベルのサービスを安価で提供しているなど、
本来強みと思っていた点が、実はそうではないケースもあります。
私たちは、お客様の製品・サービスとそれを取り巻くマーケット環境を理解した上で、
どの点が、エンドユーザーに最も刺さる強みなのかを模索していきます。
これにより、Webサイトや会社案内などそれぞれの販促ツールの中で、強く打ち出すメッセージや
それらを表現する順序が異なってきます。

 

3：お客様が目指すゴールを考える

そして3つ目はお客様が「エンドユーザーにどうあって欲しいのか。」これがとても大切です。
たくさんの人に自社の製品やサービスを認知して欲もらいたいケース、
お問い合わせや見積を増やしたいケース、Webサイトやフライヤーから直接購入をしてもらいたいケースなどその販促物がエンドユーザーの行動をどのように動かすことが目的なのかによって、
コンテンツやレイアウト、デザインのあるべき姿が全くもって変わって来ます。
私たちはエンドユーザーに求めるアクションに応じて最適な顧客動線の設計を行い、
デザインに落とし込んでいきます。

そして、エンドユーザーにとって素晴らしいメリットを与える製品・サービスを持っていたとしても、
認知されていなかったり、認知されていたとしても彼らのアクションを何も引き出せなければ、
そのビジネスは成り立ちませんし、逆に多くの人に認知をされていても
エンドユーザーに本当にメリットを与える製品やサービスを持っていなければ、これもまたビジネスは
成り立ちません。

私たちはお客様のビジネスの全体像を理解した上で、
お客様のその先のお客様のことまでを考えて、
製品やサービスの強みを引き出し、できるだけ多くのエンドユーザーの元に
その良さを届けることを重要視しています。

これらのマーケティングの基本思考に基づくことが、
「本当に成果につながるデザイン」を提供することである。
と私たちは考えています。

ALIVE Vietnam (アライブベトナム) について

アライブは、ベトナムと日本を拠点に、デザインとテクノロジーの力でビジネスの課題解決を行うデジタルクリエイティブカンパニーです。

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