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Webを活用したプロモーション戦略やそれに関わるナレッジを複数回に分けてお届けしています。

今回は「説得力のあるWebサイトを作る上で重要な思考フロー(後編)」をお届けします。

 

前編では、1)現状分析と2)サイトの目的定義についてご説明しましたので、本記事では残り2つの重要な思考フローについてご説明します。

 

3)何をどういう順で伝えるか

サイトの目的が定まったら、いよいよ具体的にWebサイトをどのように構築していくかを決めるフェーズに入ります。

事前に定義したターゲットに対して、何をどのように伝えるかを考えていきましょう。

その際に人間の態度変容フローを意識することで、各フェーズで適切な訴求を行っていくことができます。

 

一般的に人間がアクションを起こすまで「認知〉理解〉共感〉行動」の順に態度変容を起こすとされています。

 

1.認知

ターゲットが自社商品を知らない場合、まずは存在を知ってもらうことから始める必要があります。

また、認知に加えてターゲットが自分でも気づいていないニーズを「自分ごと化」させる訴求が有効です。

よく街やWeb広告などで見かける「〇〇なアナタ、今△△のことで困っていませんか」といった投げかけは課題の自分ごと化を図った文言の一つです。

他にも、「それ、〇〇で本当に大丈夫?」「△△を放置していませんか?」などターゲットに対して課題提起することで、これまで意識していなかった製品・サービスの必要性を感じてもらう手法もしばしば用いられます。

定めたターゲット層のニーズが顕在化しているのか、あるいはまだ潜在的であるのかによって、これらのアプローチ方法も異なってきます。

 

2.理解

ターゲットが自身のニーズに気づいていると、そのニーズを満たしてくれる商品に注意がいきやすくなります。

そのため、このフェーズでは自社の商品がどういったものなのか、そしてどのようにしてニーズを満たせるか、どのようにターゲットの持つ課題を解決できるかを意識した広告や宣伝を行うことが重要です。

 

3.共感

このフェーズでは商品のことを理解ターゲットに対して、いかに購入の決め手となる情報を与えられるかがポイントとなります。

そこで自社商品の「メリット」を訴求し他社との差別化を図っていきましょう。

その際、1)現状分析を徹底的に行うで説明した競合調査の情報もいかしていくことができますね。

ただしベトナムの広告法では、他社の製品・サービスの価格、品質、効能等を直接的に比較する広告(比較広告)が禁止されていますので表現方法には注意が必要です。(広告法8条10項)。

 

4.行動

ここまで来るとターゲットは自社商品を良く理解し、購入意欲も高まってきていますが、それでも「お金を払う」ことに対し、一度「本当に買ってしまっても大丈夫か?」とブレーキが働きます。

そこで「期間限定キャンペーン」や「無料体験」「返金保証」等、躊躇する気持ちを振り払い、まさに今行動を起こしたくなるような仕掛けを組み込むのです。

そして、ターゲットが興味関心を示した際に、迷うことなく、気軽に問い合わせや購入、資料請求ができるような導線設計が非常に重要です。

Webサイトにマウススクロールに合わせて移動するフロート型問い合わせボタンやFacebookのチャットプラグインを設定するだけでコンバージョン率が上がる可能性があります。

 

4)どのように伝えるか

最後に、ターゲットに伝えたいメッセージをどのような形にして最大限伝えるかということが肝心です。

良いメッセージがあっても、それがしっかり伝わるデザインが悪ければ意味がありません。

 

●トンマナの統一

トンマナとはWeb業界で日常的に使われる「トーン&マナー」の略ですが、これを意識することでデザインに統一性が生まれます。

例えばページごとに色味や雰囲気が異なるWebサイトを見たらどう思いますか。きっと違和感を感じると思います。

このようなマイナスな印象は、企業のブランディングや信頼性に関わってくると言っても過言ではないでしょう。

また、よくある事例としてWebサイトで利用している写真自体はどれも素晴らしいのですが、写真のトーンがバラバラなことがありますので、細かな部分まで気をつける必要があります。

 

●写真・イラスト&動画

少し複雑な内容は動画やイラストでわかりやすく伝えたり、アピールしたい内容に合わせて適切な手法を利用します。

また写真や動画の場合、どこにフォーカスするかも意識しましょう。

「おもてなしを重視する企業であればモノではなく人にフォーカスしたイメージを使う」等、焦点を当てる場所で企業が重要視していることが伝わりやすくなります。

 

●要素のレイアウト

伝えたいことをデザインに落とし込む際、どの情報をどのようにグルーピングするのが最も理解しやすいかを考える必要があります。

情報を図化したり、適切な配置をすることでメッセージが伝わりやすいレイアウトとなります。

例えばお店の住所を文字で記載するだけでなく地図として図したり、文字や空きスペースを考慮し、どこにデザインの重心を置くかで全体の雰囲気だけでなく伝わりやすさも変わってきます。

 

全2回に分けてWebサイトを作る上で重要な思考フローをお話させて頂きましたがいかがでしょうか。

Webサイトは自社の顔でもあり、コンバージョンを導く重要なツールの一つです。これを機会に一度自社のWebサイトを見直してみてはどうでしょうか。

 

ALIVE Vietnam (アライブベトナム) について

アライブは、ベトナムと日本を拠点に、デザインとテクノロジーの力でビジネスの課題解決を行うデジタルクリエイティブカンパニーです。

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