ベトナム市場で売上を伸ばすためにアライブが実践してきた5つのこと
2023年のベトナムは輸出産業や不動産業界の低迷により経済成長率が5.05%と減速し、政府目標である6.5%を下回りました。 一方2024年のベトナム経済は政府が景気対策を打ち出したこともあり、徐々に回復に向かうと見られています。
こんにちは。アライブグループ 代表の三輪です。
日本にあるアライブ株式会社、ベトナムのアライブベトナムの2つの会社を通して、私が信念として強く思っていることは、「オシャレなデザインだけをする会社にはなりたくない。お客さまのビジネスを成長させるデザインをする」ということです。どうしてこの信念を持っているかを今回はお伝えしたいと思います。
「オシャレなデザインだけをする会社にはなりたくない。お客さまのビジネスを成長させるデザインをする」という思いに至った理由には自分の過去の辛い経験があります。
私は、2001年21歳の時に普通のデザイン会社としてアライブを起業しました。当時はマーケティングやお客さまのビジネスの理解などは全然せず、ただ綺麗なデザインをすることがデザイナーの仕事だと思っていました。キャッチコピーや文章を考えるのも苦痛で、ライティングはデザイナーの仕事ではないと思っていました。
そんな2002年の22歳のころ、知人の紹介である雑貨屋さんのチラシのデザインをすることになりました。
その方は大企業を辞めて、好きだったイギリス雑貨のお店を自己資金でオープンしたのでした。
お客様からテキストや写真素材をもらいながら、デザイナーとして綺麗にデザインして良いデザインができたと当時は思っていました。そしてそれを何万枚か印刷して納品してその仕事は終わりました。
少し時が経ち、そういえばあの時の雑貨屋さんは今はどうしているのだろうと思い、知人に雑貨屋さんの近況を確認したところ、「そうか…三輪さんは知らなかったんだね。彼は雑貨屋が上手くいかなかったみたいで、自殺してしまったんだよ…」
それを聞いて私は大きな衝撃を受けました。
私のチラシがダメだったのか、いや、私はただデザインしただけだ、私には責任はない、けれど、もしかしたら、最後の起死回生のためにチラシを作ったのかもしれない、デザイナーとして私がもっと何か役に立つことはできなかったのか…
若い自分は何回も自問自答しながら自分を責めました。
多分、チラシだけが理由ではないですし、ただ趣味でお店を開いてしまったこと、ビジネスモデルやマーケティングリサーチが足りなかったこと、資金繰りの甘さや粘り強さがなかったことなど、そのお客さま自身の根本原因だとは思いますが、当時の自分としては自分に何かできることがなかったのかと考え込みました。
「大金を出してデザインをしたのにクライアントの会社が潰れる。これって自分たちの仕事は意味のあることをやっているのか? 趣味の延長線上のことをやっているだけじゃないのか?」と、何回も自問自答しました。
そして、自分で出した解答は「デザインはお客さまのビジネスを成長させなければならない」でした。
ただ着飾るだけのデザインは何も価値はない、お客さまのビジネスを成長させてこそ価値がある。
この想いを元に、私はマーケティング、ライティング、経営論などを学んでいき、それをデザインに付加していくことを続けていきました。
それから20年が経ち、まだ完璧ではありませんが、アライブとしては「ただデザインすればいい」という考えではなく、「お客さまのビジネスを成長させる」ということが土台になってきたと思いますし、今までにたくさんのお客さまのビジネスを成長させることができたと思っています。
まだ道半ばですが、常にこの初心を忘れずにして、「お客さまのビジネスを成長させるデザイン」を実行していきたいと思います。
アライブは、ベトナムと日本を拠点に、デザインとテクノロジーの力でビジネスの課題解決を行うデジタルクリエイティブカンパニーです。
Branding & Marketing
あなたの商品・サービスをベトナム市場で成長していくための伴走サポートをいたします。
UI/UX Design
私たちのデザインで、アプリやWebデザインのUI/UXを向上させることで、あなたのビジネスをさらに成長させていきます。
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We are ALIVE based in Vietnam
2023年のベトナムは輸出産業や不動産業界の低迷により経済成長率が5.05%と減速し、政府目標である6.5%を下回りました。 一方2024年のベトナム経済は政府が景気対策を打ち出したこともあり、徐々に回復に向かうと見られています。
2023年、ベトナムでは欧米や中国の需要減速により輸出産業が低迷し、地場・外資を問わず製造業や不動産業などの企業の間でリストラが相次ぎました。 一方2024年に入り徐々に景気回復の兆しが見えてきたという記事やコラムを、メディアで目にするようになったのも事実。 実際にアライブベトナムにも、ベトナム市場に向けて自社の商品・サービスを売り込みたいという相談が増えてきています。
今後も長期的に経済成長が期待されるベトナム。ここ数年ベトナムでは人件費の高騰に加え、円安の影響もあり「よい人材を適正なコストで確保する」ことが重要な課題の1つになっています。そこで現在公開されている様々なデータを集約し「ベトナム人の給与事情と優秀な人材を確保するために日系企業が今やるべきこと」についてまとめました。
ベトナム市場向けに自社の商品・サービスを売り込みたいけど「いきなり多額のイニシャルコストはかけづらい」「ベトナム市場にアプローチする最適なプロモーション手法がわからない」「2023年はベトナム市場が不況で、従来の販促方法では成果が出なくなってきた」という課題を抱える企業様は少なくありません。 これらを解決すべく今アライブベトナムが積極的に取り組んでいるのが『LP(ランディングページ)×デジタル広告』を組み合わせたマーケティング戦略。これがベトナム市場向けのプロモーションになぜ有効なのか?その理由を実際に行った施策例を交えてついて詳しく解説していきます。
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